ジャガーの塗料は、非常に柔らかくダブルシックスのときに、
新車でよく磨いたものでした。
ウエストミンスターブルーやブリティッシュレーシンググリーンなどのジャガーといえば
この色という代名詞を数々こなしてきました。
いずれも塗料が大変柔らかく、ギアアクションなどが、なかったころの時代なので
バフ目やオーロラマークに悩まされながら、夜中までハロゲン片手に戦ったものです。
今では塗装も良くなり、ソリッドカラーは激減し、メタリックが主流となっております。
ただメッキパーツは多く、このようなグリルなどは、1本1本手作業で仕上げていきます。
この造形を見るたびに、当時のことをよく思い出します。