ボディを磨く前に、ボディ表面についたブツブツザラザラを粘土を使って平滑にします。
これを粘土処理といって、磨く前の段階で大変重要な意味をなします。
ボディの表面は常にデコボコしており、粘土を左右にスライドさせることにより鉄粉や木汁の
頭が、カットされ徐々に取れていきます。
ペンキなども同じで、諦めずに粘土をスライスさせていくと小さくなりやがてなくなります。
ボディ表面を手でなぜた時、ツルッとした感触が味わえるのはこの粘土処理のおかげです。
ただ1点欠点があり、粘土処理をした後には、うっすらと細かい粘土キズがつきます。
私たちは磨く前の前処理でいいのですが、シロウトの方は1度粘土キズをつけてしまうと、
磨かなければ取れませんので注意してください。