9月よりハイランダーでは、シート、ダッシュ、革のリペアを本格的に開始します。
ビンテージカーや革シートでお困りの方、スレやひび割れが気になる方、
是非お問い合わせください。
革が蘇ります。
さてこの画像は、C43のドライバーズシートのサイドサポートをリペアしたものです。
このように乗り降りする際、すれるので少しづつささくれて、このようにキズがついてきます。
また人間の皮脂や脂で革の表面がすれて、テカテカに光ってきます。
新車の納車時は、革の表面がかさかさして、ツヤ消しのような色になっているのが
標準です。
まず表面の革についている汚れや脂を綺麗にクリーニングして、どれぐらい痛んでいるかを
確認します。
痛みにもよりますが、よほどひどい場合にのみ、うすーくパテをつけます。
そして顔料を調色し、少しづつ色を入れていきます。
最後に革表面の風合いを調整するために、ガンのエアーを調節し、シボやシワを
再現し最後にクリアをかけていきます。
すると元通り新車のような革の表面が出来上がります。
ただ、表面の革の雰囲気は今の状態のまま、色が入っていきますので、その辺の
バランスは損なうことがありません。
この全体のバランスを考えて、作り上げていくことが非常に重要です。
もし革のパーツで外せるパーツのものがあったり、フェラーリのようにスイッチまわりが
べたべたしたようになってお困りの人がいましたら、パーツごとばらして送って頂ければ
新品のようにして送り返すことも可能です。
革やビニールでお困りの方、お問い合わせください。
お待ちしております。
ハイランダー田中より