車のハンドルは長年使っていると、ひび割れしたり、擦り減ったりしてきます。
特に革巻きの場合、ひび割れやスレがひどく、それだけで古臭く見えます。
そこでこのステアリングホイルをリペアして新品に戻す作業をしました。
まず人間の皮脂を取るために、綺麗にシンナーで拭きとります。
すると汚れがひどく、ウエスが黒ずみます。
それと長年つかんでいる部分が、擦り減っていて、革の下地が見えそうな部分が
何箇所かあります。
そこに目星をつけておいて、まず調色をします。
これは自然光の下で、見なければ色が合わなくなるので、必ず表に出して確かめます。
次に色を入れて最後のクリアを噴きます。
本来はステアリングごと外して、作業をするのですが、今回はクイックで
作業をするため、ステアリング回り全体にマスキングを施しました。
色を入れるとこの通り、はげた部分が綺麗に修復され、元通りのステアリングになります。
この通り、何事もなかったように新品のステアリングが出来上がりました。
ハンドルがテカテカになったり、すれて気になっている方は是非ご相談ください。
新品のカサカサしたハンドルに戻って、気持ちよくなりますよ。
夏期休業のお知らせ。
8月10日(金)より8月15日(水)まで夏休みを頂きます。
ご迷惑をおかけしますが、宜しくお願い致します。