2017年10月26日
タグ:メルセデスベンツ
オプシディアンBlackの巨体
ゲレンデは昔からのフォルムで角ばっているのが特徴です。しかも背が高いため、脚立を組んで高所作業をしなければなりません。天井の上の部分はあまり見ることが無く、実際はスリットが入っていて非常に難しい車です。
全体の洗浄
まずはボディに付着した泥汚れ(ピッチ・タール等)タイヤハウスの内側や、ホイルに付着したブレーキダストの粉などを全て高圧洗浄機で取り去ります。特にステップの奥に付着した泥は、手が入りにくく取りにくいので、ブラシ等を使ってきれいに掻き出します。エンジンルームの洗浄も同時に施します。
マスキング
ゲレンデはゴム類が多く窓枠、ドアのサイドモール、フェンダーアーチ、ウィンカーレンズなどきっちりと保護する為にマスキングを施します。ボディ表面に付いた鉄粉や木汁などを粘土を使ってきれいに落とします。洗浄と粘土作業が最終仕上げに影響しますので、きっちりと取り去ります。
完成
キズ取りから中目の仕上げ、最終仕上げと三回の工程を経て鏡面加工を作った後、ガラスコーティングを施します。深みのあるギラッとしたツヤが蘇り見る人の心を奪います。最後にホイルコーティングをかけて自然光にあててチェックします。